星峠の棚田
星峠（ほしとうげ）の棚田は、「にほんの里100選」にも選ばれた棚田地域です。
米どころの新潟には棚田の絶景スポットがたくさんあります。
その中でも特に人気なのが十日町市松代にあるこの棚田です。
大小約200の田んぼが鱗のように斜面に広がり、その時々の景色を見せてくれます。
田んぼに水が入る春から初夏、晩秋の時期は見頃です。その田に張った水がまるで鏡のように周囲を映す「水鏡」は、陽の光を受けてとても美しい景観となります。
また、初夏や秋口などの時期の早朝には雲海が発生することも。こちらは気象条件がそろわなければ見れないのですが、静かな早朝に棚田にかかる雲海は、幻想的で感動する光景です。
初冬には雪化粧をした棚田が見れるなど、その季節ごとの景色が楽しめます。何度も訪れたくなる絶景スポットです。
駐車場もあり、眺める場所も整備されているので観光しやすいです。しかし、棚田はあくまで農地であり私有地なので、マナーを守って楽しみましょう。立ち入ってはいけない場所には入らず、ゴミを捨てて帰るなどは厳禁です。
＜観光情報＞
スポット名：星峠の棚田
所在地：新潟県十日町市峠
電話：025-597-3000（松代・松之山温泉観光案内所）
アクセス：ほくほく線「まつだい駅」から車で20分 関越自動車道「六日町IC」から車で60分（国道253号線） 北陸自動車道「上越IC」から車で60分（国道253号線）
URL：
http://www.tokamachishikankou.jp/natural/tanada/hoshitoge/
福島潟
福島潟（ふくしまがた）は、新潟市の東に位置する湖沼です。面積は260ヘクタールで、潟（かた：外海と分離してできた湖や沼）と名のつく湖では新潟県でもっとも大きいです。
「日本の自然百選」「にいがた景勝百選」「遊歩百選」などにも選ばれ、全国でも有数の自然豊かな場所です。220種以上の野鳥と、470種以上の植物が確認されているほどです。
国の天然記念物であるオオヒシクイや、2メートルもの葉をつける水生植物のオニバスをはじめとした、貴重な動植物が数多く生息しています。そして、白鳥やオオヒシクイの越冬地として、日本一の野鳥の楽園と呼ばれ、多くの野鳥ファンにも人気のスポットです。
春には一面に広がる菜の花畑も見どころです。また湖面には五頭（ごず）連峰も映り込み、鳥や花とともに四季折々の自然の雄大な美しさを見せてくれます。
すぐそばにある観光・交流施設「水の駅 ビュー福島潟」の3階からは福島潟の景色を一望できるのでオススメです。
カフェも併設されているので、ゆっくりと過ごすことができます。
＜観光情報＞
スポット名：福島潟
所在地：新潟県新潟市北区前新田乙493
アクセス：JR白新線「豊栄駅」から車で5分 JR白新線「豊栄駅」から徒歩で30分 日本海東北自動車道「豊栄新潟東港IC」から車で5分
URL：http://www.pavc.ne.jp/~hishikui/
施設名：水の駅 ビュー福島潟
電話：025-387-1491
時間：9:00~17:00（16:30最終入場）新春特別開館 1月1日 6:30~12:30
定休日：月曜日、年末年始(12月28日～1月4日)※月曜日が祝日の場合その翌日
料金：一般400円/学生(高校生以下)200円
年間利用券一般1,000円/学生500円
清津峡
清津峡（きよつきょう）は、黒部峡谷・大杉谷とともに知られる日本三大峡谷の一つです。
昭和24年9月に上信越高原国立公園に指定された、学術的資料の宝庫でもあります。
十日町市の山間部を流れる清津川（きよつがわ）の渓流に沿って切り立ち、その大きな岩壁は全国有数のＶ字型の大峡谷をつくっています。
まるで巨大な彫刻のような岩肌と、清津川の清らかな急流との景観は、とてもダイナミックで感動的です。
清津峡渓谷トンネルを歩いて行けば、4ヶ所の見晴台からその雄大な景色を間近に見ることができます。紅葉の時期は特に人気で、多くの観光客が訪れます。
トンネル内の一番奥にあるパノラマステーションは人気のフォトスポットです。
トンネルが水面に映ると綺麗な円になり、その中にきれいな渓谷の景色が入り込むという絶景は、誰しもが写真に収めたくなります。
＜観光情報＞
スポット名：清津峡
所在地：新潟県十日町市小出
アクセス：JR東日本「越後湯沢駅」からバスで25分（森宮野原行き急行バス） JR飯山線「越後田沢駅」からバスで20分 関越自動車道「塩沢・石打IC」から車で20分（国道353号線経由）
URL：
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2051/
施設名：清津峡渓谷トンネル
電話：025-763-4800
時間：8:30~17:00（最終受付16:30）
定休日：1月中旬～3月31日（予定）
料金：大人800円 小人400円 未就学児無料
龍ヶ窪の池
龍ヶ窪（りゅうがくぼ）の池は、「決して濁らない池」として知られています。常に湧き出る豊富な湧き水によって、非常にきれいな水質が保たれているのです。1日に約43000トンもの水が池を満たしては入れ替わっています。
地元の方々には古くから生活用水として使われるだけでなく、信仰の対象にもなっていたようです。近隣の神社で毎年7月に祭礼を行っている、とても神聖な池です。
龍ヶ窪の名前の由来として、龍神様が与えてくれた水という伝説があります。
その神秘的なエメラルドグリーンの景色は、心まできれいにしてくれるような気分になります。
飲料水としても人気が高く、「全国名水百選」にも選ばれるほど。水汲みは自由なので、ボトルなどを持参するのがオススメです。
＜観光情報＞
スポット名：龍ヶ窪の池
所在地：新潟県中魚沼郡津南町谷内
電話：025-765-5585（津南町観光協会）
アクセス：JR飯山線「津南駅」よりタクシーで15分 関越自動車道「越後川口IC」または「塩沢石打IC」より車で約60分
料金：（駐車場）普通車200円 バス：500円
URL：
https://tsunan.info/ryugakubo/
大野亀
大野亀（おおのがめ）は、海から突き出た巨大な一枚岩です。佐渡島の最北部、外海府（そとかいふ）海岸にあります。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星と評価される、小高い山のようなとても大きな岩です。
訪れるのにもっともオススメな時期は、5月下旬から6月上旬にかけて。
大野亀は日本有数のトビシマカンゾウの群生地でもあり、この時期には周囲に広く咲き誇る景色が楽しめます。この黄色やオレンジの可憐な花は、海の近くの断崖でしか生育せず、国内で見れる場所はおよそ2ヶ所しかないとされています。
6月中旬ごろには「佐渡カンゾウ祭り」が開催され、佐渡の伝統芸能の春駒や鬼太鼓が披露されます。
大野亀の頂上からは「二ツ亀（ふたつかめ）」という島が見れます。本島から少し離れた位置にあるその島は、二匹の亀の姿のようです。日本海に沈む美しい夕日を眺めたりなど、大野亀からの景色はとても魅力的です。
＜観光情報＞
スポット名：大野亀
所在地：新潟県新潟県佐渡市願
電話：0259-27-5000（佐渡観光交流機構 佐渡観光案内所）
アクセス：大野亀（内海府線バス停）から徒歩1分 両津港から車で約55分 小木港、赤泊港より車で110分
URL：
https://www.visitsado.com/spot/detail0133/
まとめ
新潟県のオススメ絶景スポット5選をご紹介させていただきました。雄大に広がる絶景は、見た人の心まで解放してくれるほど感動的です。新潟県へのお出かけの参考にしていただき、素敵な時間を過ごしていただければ幸いです。
