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【北陸・甲信越】 親子とも笑顔に! 北陸・甲信越エリアの魅力的なおでかけスポット6選

【北陸・甲信越】 親子とも笑顔に! 北陸・甲信越エリアの魅力的なおでかけスポット6選

2023-01-30 香田あつし

お子さんをもつようになると、休みの日にお出かけするだけでも以前とは違うアイデアが必要になってきます。親子で楽しめる場所をうまく選べないと、「親だけが楽しくて子供は何だかつまらなさそう」なんてことになりかねません。かといって親も楽しめるところでないと、せっかくの貴重な休日が疲労感とともに終わってしまいます。そのようなことにならないよう、今回は親子で楽しめるお出かけスポットを6つ選んでみました。
香田あつし

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香田あつし

兵庫県出身。自分の知らない世界を見られるならたとえ地球の裏側にでも行ってしまうような人間です。食べることと交通、特に鉄道が大好き。読む人の旅のクオリティが最大限上がるような情報をご提供します。

マリンピア日本海



親子で出かける定番スポットといえば、まず思い浮かぶのは水族館です。新潟市にある水族館マリンピア日本海は、日本海側では有数の規模を誇るとても広々とした水族館です。お弁当を持ち込んで飲食できるスペースもたくさん確保されているので、お昼時には家族そろって遠足気分を味わうことができます。

一番の人気はイルカショー



マリンピア日本海を代表する人気アトラクションは、ドルフィンスタジアムで開催されるイルカショーです。ポイントはスタッフの分かりやすい解説。ショーの進行に合わせてイルカの体のつくりや運動能力が丁寧に分かりやすく説明されるので、鑑賞するだけでイルカについてよく知ることができます。コロナ禍以前には最大5人まで選ばれた観客がショーに参加し、ステージ上でイルカの体に触れたり合図を出したりすることもできました。いつか制限が緩和される日を待ちたいところです。

スタッフによる解説がたくさん



館内のさまざまなエリアで、スタッフによる解説が決められた時刻に実施されます。所要時間は10分程度と気軽に参加できるボリューム。公式サイトにはスケジュール表が公開されているので、館内を回る順番をあらかじめ決めておくといいでしょう。



例えば絶滅の危機に瀕しているフンボルトペンギンのエリアでは、その生態や体のつくりについて扱っています。ほかにも日本海大水槽に関する解説など、興味深いものばかり。子供も大人も新しい発見がいっぱいです。

<施設情報>
施設名:新潟市水族館マリンピア日本海
住所:〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445
電話番号:025-222-7500
公式サイト:https://www.marinepia.or.jp/

のとじま水族館



北陸の名湯として知られる和倉温泉から車で約20分、能登半島にぐるりと囲い込まれるように浮かんでいるのが能登島です。ここにある「のとじま水族館」では、迫力満点のジンベエザメが日本海側最大級の水槽をゆったりと泳ぐ様子を見ることができます。ほかにもさまざまなショーやイベント、餌やり体験を通して海の生き物たちと触れ合うことができます。

ショーや餌やり体験が充実



のとじま水族館でも個性豊かなショーが提供されています。カマイルカとカリフォルニアアシカがそれぞれの身体的特徴を活かして、ダイナミックに、またコミカルに演技を繰り広げます。20分間に及ぶショーですが、次々と繰り出される種目によりあっという間に時間が過ぎてしまうことでしょう。



ほかにも同水族館の目玉となっているのが、「マダイの音と光のファンタジア」です。約2000匹ものマダイたちが美しいピアノの曲に合わせて群れをなして泳ぎます。きらきらと鱗を反射させるマダイたちと、音と光が織りなす幻想的な光景。それは見に来た人皆を虜にします。

隣接する施設で気軽に海釣り



のとじま水族館の隣では海づりセンターが営業しています。もちろん釣具はレンタルできるので、釣りの準備など一切していなくても大丈夫。水族館で楽しいショーやイベントを楽しんだついでに、能登半島周辺を泳ぐバラエティに富む魚を釣り上げるのも良い思い出になるでしょう。

<施設情報>
施設名:のとじま水族館
住所:〒926-0216 石川県七尾市能登島曲町 15部40
電話番号:0767-84-1271
公式サイト:https://uniearth.jp/


日本自動車博物館



国内最大規模の自動車展示施設が、実は北陸エリアに存在していることをご存じでしょうか。石川県小松市にある「日本自動車博物館」は約1万2000平方メートルもの広大なスペースに常時約500台の車両を展示しています。ちなみにこれらを含め同博物館の所有台数は約800台にも上るとのこと。古今東西を通じて収集された多種多様な車を思う存分見ることができます。

クルマ好きな親子には間違いなく刺さる!



純粋にクルマ好きによるクルマ好きのための施設ということで、決して万人受けするお出かけ先ではないかもしれません。しかしながら特に男の子であれば、小さいころにはクルマに興味を示すのは珍しくないこと。そのようなお子さんをもつ家族にとって、同博物館はまるで天国のようなところです。



1階から3階までところ狭しと並べられているクルマたち。時の流れを感じさせるレトロな車からレースゲームで時々見るような伝説のクルマまで、現実に目の当たりにできます。実際に歴史的資料としての価値はかなり高いので、興味がある方はぜひお出かけの計画に含めてみてください。

<施設情報>
施設名:日本自動車博物館
住所:〒923-0345 石川県小松市二ツ梨町一貫山40番地
電話番号:0761-43-4343
開館時間:9:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)および、12月26~31日 ※8月は休まず開館
公式サイト:https://www.motorcar-museum.jp/

富士急ハイランド



富士山の裾野、自然がいっぱいのロケーションに広がるアミューズメントパーク「富士急ハイランド」。ギネス世界記録に認定されたアトラクションをいくつも所有していることで有名で、アトラクションを楽しみたい人なら大喜び確定の本格派遊園地です。あまりの刺激の強さに、大人も子供も叫ばずにはいられません。

世界に誇る絶叫マシンが多数



強烈な加速と最高時速180キロにも達することで話題となった「ド・ドドンパ」(運休中)をはじめ、本格的な絶叫マシンが同園の目玉です。お子さんが身長制限を超えているなら、試しに体験してみるのはいかがでしょうか。もちろんトラウマになってしまわないよう無理は禁物です。



「高飛車」は最大落下角度121度というえぐれた角度で落ちていき、逆に空を見ながらの姿勢で急上昇もしたりと激しい動きをすることがポイントです。約2秒で時速100キロに達します。



「ええじゃないか」は走行しながら座席が前や後ろにぐるぐると回転する不安定な感覚が特徴的。ただ慣性に身を任せて絶叫するのみです。



「FUJIYAMA」は世界最大級の非常に激しいコースターで、ありとあらゆる絶叫系の挙動が詰まった正統派ジェットコースターの集大成ともいえます。約2キロにも及ぶこのアトラクションは、何度乗っても初めて乗ったかのような怖さを体感できるということで、搭乗者を虜にしています。

<施設情報>
施設名:富士急ハイランド
所在地:〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原 5丁目6番1号
アクセス方法:富士急行線「富士急ハイランド」駅、中央自動車道「河口湖」I.Cもしくは東富士五湖道路「富士吉田」I.Cをおりてすぐ
公式サイト:https://www.fujiq.jp/ja

忍野 しのびの里



大人であれ子供であれ、忍者は多くの人の興味や好奇心を引く存在です。今では多くの外国人にとってさえ、忍者は日本文化の代名詞と言っても過言ではなくなっているほど。富士山を望む山間にある忍者テーマヴィレッジ「しのびの里」で、忍者の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。自分自身が忍者になれる機会は珍しく、ここでの体験はとても貴重といえます。

親子で忍者になりきれる



公式サイトでは親子やカップル、団体向けにモデルプランを提案しています。親子向けモデルプランによると、午前中は早いうちに到着することがおすすめです。まずは親子で忍者衣装に着替え、忍者になりきるところから始めます。忍者衣装のレンタルは500円とリーズナブル。忍者の家族写真をいっぱい撮りましょう。



見た目から忍者に変身したなら、忍者としての修行を積みに行きます。「手裏剣道場」はその名の通り、実際に忍者の武器「手裏剣」を投げる体験ができるアトラクションです。的に当たった数に応じて景品もゲットできます。



「忍術皆伝の道」は忍者修行を体験できるアスレチックです。設置されている仕掛けをクリアしていくことで、忍者に必要なさまざまな身体能力を鍛えることができます。



子供たちに一番人気のあるイベントとして、「忍術体験道場」も提供されています。実際に忍者の先生に忍術の指導を受け、無事修行を修了したチビッ子忍者たちには「免許皆伝」の修了証が授与されるとのこと。子供たちのモチベーションが高まります。

ショーなど他の見どころもいっぱい



忍者たちが社会の第一線から退いた現代でも、世界で活躍する忍者たちがいます。彼らの超人的な身体能力を見てみたいと思いませんか? 忍者パフォーマンス集団「雷風刃(らいふうじん)」が提供する忍者ショーは迫力いっぱいで、忍者たちのあまりのカッコよさに親子揃って夢中になることは間違いありません。



さらには名物である「忍者黒カレー」や蕎麦など、大人も子供も大満足のメニューを楽しめる食事処「雪月花風」も見逃せません。忍者修行で汗を流した後のおいしいランチは格別です。



雄大な富士山をバックに四季の変化をダイレクトに感じられる日本庭園も敷地内の見どころ。気軽に散策を楽しみましょう。

<施設情報>
施設名:忍野 しのびの里
住所:〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草2845
電話番号:0555-84-1122
公式サイト:https://www.oshinoninja.com/

富山ガラス工房



富山市はガラスをテーマとした街づくりに取り組んでいるのをご存じでしょうか。新たな地場産業の拠点として建てられたのが「富山ガラス工房」です。気軽に工房を見学でき創作体験ができるスペースもあるので、親子で訪れるにはぴったりのスポットとなっています。

バリエーションに富む体験コース



身の回りのさまざまなものに使われているガラスですが、よく注目してみればいろいろと不思議の多い素材です。そんな奥の深いガラスを使った芸術の世界を、さまざまな体験コースを通して肌で実感することができるのが同ガラス工房最大の魅力。吹きガラスなど多様な選択肢から選ぶことができます。



現役のガラス作家による丁寧な指導を受けながら、世界でたった1つだけのガラス製品を創作することができます。事前の準備などが必要なコースもあるので、公式サイトで確認の上あらかじめ予約してから訪れるのがおすすめです。

ショップで選べるこだわりのガラス作品



富山ガラス工房は富山市のガラス作家たちのよりどころです。彼らが日々創作に打ち込む作業風景を見学するのはどうでしょうか。どろどろのガラスを形作っていく様子は、手元を眺めているだけでも興味深い光景です。



もちろん見るだけでなく、ショップでは作品を購入することもできます。量産されたガラス製品とはひと味もふた味も違う、職人技によって生み出された作品は、部屋に飾るだけでもインテリアとして空間を彩ってくれます。県内外のガラス作家たちによるオリジナル作品を、ぜひ家族とのお出かけの思い出に1つ選んでみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
施設名:富山ガラス工房
住所:〒930-0151 富山県富山市古沢152番地
電話番号:076-436-2600(代表) / 076-436-3322(体験受付)
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:年末年始(12月28日~1月4日)
公式サイト:https://arashimanosato.com/

まとめ

親子でさまざまなものに触れたり体験したりできるお出かけスポットをピックアップしました。せっかく家族で出かけるからには、何か新しい発見や挑戦をしてみたいもの。ぜひお子さんの意見や年齢、健康状態などを考慮に入れながら、最高の思い出を作れるお出かけ先を選んでみてください。

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